夏野菜や果物の美味しい季節です。
ついつい生野菜や果物を食べ過ぎて胃腸を疲れさせてしまいがちですね。
年々、透析患者が増え続けているのはご存知でしょうか?
特に増えているのが糖尿病腎症です。
以前は生まれつきの疾病でもある慢性糸球体腎炎がトップでしたが糖尿病からの腎症が増え続けトップになっています。
沈黙の臓器と言われる腎臓は自覚症状が立たときは透析の一歩手前!という事が少なくありません。
自己管理がとても大切となります。
最近の研究で腎臓病には「コウジ酵素」が腎機能をアップし効果的であることが判りました。
腎機能の低下には腸内環境も大きく影響しています。
腸内環境が悪化すると、腸内に腐敗物質や有害物質が作られ、腎機能を低下させる原因となります。
腎臓にはろ過する働きがあり、尿とともに不要物質を体外に排出します。
もともとコウジ酵素には腸内環境をよくする酵素が含まれています。
腸内フローラが悪玉菌優勢になると、腸内の食べカスが腐敗しアンモニアや硫化水素などの有害物質が大量に発生します。
そのため、善玉菌を増やすために腸活として塩コウジや甘酒などのコウジ食品が注目されはじめました。
体内のアンモニアが増えると、人体の解毒機関である肝臓に大きな負担がかかり、腎臓など他の臓器にも悪影響が出てきます。
コウジ食品を日常的に食生活に取り入れることで腸内環境も、肝機能や腎機能への負担を大きく変わることができます。
具体的な食生活への取り入れ方は、「腎臓に優しいコウジ酵素 ②」でお伝えさせて頂きます。
管理栄養士 高山益実
2018.08.23