野菜や山菜の美味しい季節ですね。
この季節の特に注目したいのがキャベツです。
春キャベツはとても柔らかく生でもサッと熱湯をかけただけでも食べられ、ロールキャベツのような主役にも、千切りキャベツのような脇役にもなれます。
また、キャベツの栄養素は豊富なため様々な効果が期待できます。
★胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の改善予防
キャベツの栄養素であるビタミンUは別名キャベジンと呼ばれ胃粘膜を保護する成分として薬の名前にもなっています。
★抗がん作用
キャベツに含まれているイソチオシアネートには発ガン物質の活性化を防ぎ無害化にすると言われています。
★美白効果
キャベツにはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCには免疫力を高めたり疲労回復効果があります。
このようにキャベツは体調を整える効果に優れています。一日一回は食べるのがおススメな野菜の一つです。
揚げ物にキャベツの千切りを添えたり生でそのままの状態で食べるのは日本人だけのようです。
他国では生はピクルスのように酢漬けにするのが主流です。野菜の食べ方にも国の違いがありますね。
管理栄養士 高山益実
2017.05.04