甘酒ブームが続く中、酒粕と米麹のどちらの甘酒を取るか心が揺れる方も少なくありません。
米麹の生甘酒は炭水化物・脂質・タンパク質の分解酵素が豊富ですが、酒粕には分解酵素が含まれない代わりに、脂の吸収を阻害するレジスタントプロテインが豊富に入っています。
どうせなら二つの良いところをしっかり生かすのがコツ!健康効果が高まります。
また、どちらも保湿効果や美肌効果も高いので空気の乾燥する季節には特におススメです。美容と健康に如何でしょうか?
【材料】
無添加生甘酒 50g
酒粕 50g
味噌 50g
酢 50g
酒粕は板状ではなく、出来るだけドロドロのソフトタイプが使いやすいです。
ただ材料を混ぜるだけで調味料の出来上がり!多少でもアルコールが入るため漬物を作った場合、少し日持ちが長くなります。
茹でた葉物野菜に混ぜ酢味噌和えにしたり、田楽や湯豆腐にかけたりと多様に使えます。
また、甘みが強い方が良い場合、甘酒を20g程度増やします。酸味が苦手な場合、酢をやめるなど自分の好みに合わせてアレンジしましょう。
酒粕は砂糖を入れなくても甘酒を使用することで健康的に使用することが出来ます。是非、お試しください。
管理栄養士 高山益実
2018.02.19