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《野菜・果物のパワーがすごい!第7の栄養素 フィトケミカル》

HEALTH

2017.03.14

○フィトケミカルとは‥?
「フィト」は植物の「ケミカル」は化合物という意味で、植物が外敵から身を守る守るために作り出した「色素」「香り」「辛み」「苦み」などの機能性成分(=栄養素以外の成分)のことを言います。
私たちのキレイや健康を支えてくれる大切な成分で、5第栄養素(糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル)+食物繊維に次ぐ「第7の栄養素」として注目されています。

○フィトケミカルを摂るべき理由
私たちの体は普段の生活の中で「活性酸素」を生み出しています。この「活性酸素」は適量であれば細菌などから細胞を守る役割がありますが、増えすぎると体を老化させたり、病気を引き起こす原因となり体はボロボロに。
フィトケミカルはこの「活性酸素」を体から取り除く働きがあると言われています。

○過剰な活性酸素をつくりだす原因
過剰な活性酸素をつくりだす原因は生活の中や環境に潜んでいます。
主な原因
・ストレス
・紫外線
・大気汚染
・食生活の乱れ
・飲酒
・喫煙
・食品添加物
・激しい運動
・パソコン、テレビの電磁波 など
これらすべてを避けて生活するのはなかなか難しいもの。野菜や果物のもつ「フィトケミカル」で体の中の活性酸素を取り除いてあげましょう。

○代表的なフィトケミカル
・ポリフェノール(主に光合成のときに作られる)
アントシアニン[ぶどう、ブルーベリーなど]
カテキン [緑茶、抹茶など]
イソフラボン[大豆など]
ケセルチン[玉ねぎ、ブロッコリーなど]
ショウガオール[しょうがなど]

・カロテノイド(主に皮の色を決める天然色素成分)
αカロテン[にんじんなど]
βカロテン[かぼちゃなど]
リコピン[トマト、すいかなど]
ゼアキサンチン[ほうれん草など]
βクリプトキサンチン[温州みかん、柿など]
ルテイン[ケール、とうもろこしなど]

・イオウ化合物
アリシン[にんにく、たまねぎなど]
スルフォラファン[ブロッコリーなど]
イソシアチネート[わさびなど]

○カラフルな食卓でバランスよくフィトケミカルが摂れる
約1500種類もあるといわれているフィトケミカル、その名称や効果をすべて覚えるのは大変です。そこでオススメなのが、様々な色の野菜や果物を摂るようにすること。
例えば、赤のリコピンは紫外線、紫のアントシアンは目の健康など、色によって働きが違います。
赤、緑、黄色・オレンジ、青・紫、白の5色をまんべんなくとり入れるようにすれば、自然とバランスのとれた食事になります。

お店でジュースを選んでくれるお客様にも、その日足りていない色のものを選んでもらうこともオススメしています。
様々な「色」を摂ることを意識して、目からも楽しめるカラフルな食卓を心がけてみてください!

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