こんばんわ!Dr.Masatoです。
本日のテーマは”食と癌”の話題です。
夜の絶食時間と乳がんの予後の関係を検討した論文が
JAMA oncology. に3月31日に掲載された論文のご紹介です。
2413人の27歳から70歳までの糖尿病のない乳がん治療後の方のの食事を調査した結果、
夜間13時間以上食事しない時間を作るような生活を送った方が死亡率及び乳がんの再発ともに有意に低下したとのことです。
また、糖尿病のコントロールの指標であるHbA1cとの関係も論じており、血糖値の安定も乳がんに有効な因子である可能性がありそうだということです。
夜間の食習慣は睡眠の質にも関与しており、生活習慣病,心・脳血管障害との関連性も指摘されていますが、日本人でも増加傾向にある乳癌にも関与が認められた画期的な論文ですね。
13時間以上絶食でいるためには、、、朝食を8時に摂る方であれば夕食は7時に食べ終わるという計算ですね!
寝る前に食事するのは避けて、夕食は早めにとるという習慣は今日からでも簡単にできる方法なのでぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか???